事業がうまくいく人といかない人の差はどこにあるのか

平素、様々な経営者、経営予備軍の方から相談を受けます。補助金・助成金、集客・販路開拓、資金繰り相談が大半ですが、創業や新事業計画といった前向きな相談もいただきます。そして事業が成功するかどうかは計画内容の筋ありきですが、さすがに3年以上支援をしていると、成功しそうな人とこれは厳しいなと思う人の違いが分かってきました。

それは何なのか、ズバリ、ほめる力です。なんやと思われるかもしれませんが、人に自然に感謝してほめることができる人は中々いません。(私もできません・・)しかし相談者の中にまれですが、そんな素敵な方が来られる時があります。

そして相談の際に、「こんなことまでしてもらって、ありがとうございます!」そんな風に感謝してもらうと、こっちの気分が良くなり、調子のよい私はもっとあれこれ支援しようという気になります。そんな人には、廻りに沢山の良い人が集まってくるパワーを感じます。

また人は、自分で自分を客観視することが苦手です。なので自分がどんな人か知りたければ、自分の廻りの人がどんな人かを見れば分かります。なので自分の廻りに人をほめる良い人ばかり集まっているのであれば、自分が同じことをいつも皆にしているということです。

逆に、自分の廻りは嫌な人ばかりということは同様に自分が嫌な人、文句を言ってくる人ばかりであれば、自分も文句たれだという事です。

特に人を美点凝視で見て、感謝しほめる人の廻りには、同様な良い人がたくさん集まります。結局事業は人なので、人に感謝しほめる良い人は、人に恵まれて事業がうまくいくというわけです。 

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