~インベストインキシダは、デスなのか~

周知の通り今月5日、岸田総理がロンドン「シティ」で、これからの日本のマーケットは、インベスト・イン・キシダですと大見えを切りはりました。すると市場は、これまで総理が経済についてなんか言うと、マーケットがダダ下がりするので、インベストインキシダDEATHじゃないのかと揶揄し、改めて岸田総理がマーケットに嫌われていることを浮き彫りにしました。

そしてあれから10日経ちマーケットはどうなったのか、確かに日経平均は、怖れていた通り軟調な展開です。しかしながら私は、今回の総理の発言は、そう捨てたもんではないと思っています。様々な世界の負の外部環境に引っ張られ当面厳しいですが、7月の参院選以降は、株式は結構上がると思っています。ということでいまさらですが、岸田総理は何を言ったのか、インベストインキシダのポイント3つをおさらいします。

ポイント1、従来の路線である、アベノミクスを基本的に踏襲する、そしてアベノミクスで成果が上がらなかった点は改革すると言って、変化を嫌う市場を安心させたこと

ポイント2.日本の個人資産1千兆円を、現預金から投資へシフトするため、「資産所得倍増プラン」を示した、特にNISAの抜本的拡充まで踏み込んだこと(確かに積み立てNISAの40万はしょぼい・・)

ポイント3、選挙前は通常避ける、例えば原発再稼働や、入国規制緩和といったタブー的な政策への取り組みに言及したこと

以上ポイントは3点です。さすがにレフト系メディアに人気の岸田総理も、今回の演説の結果でまたまた市場の評価を下げたら、さすがにきついので、ポイント3つの政策を打ち出し、必ず結果を出して市場を見返そうとするでしょう。

個人的にも日経平均がこれ以上下がると、新会社の資金繰りが相当厳しくなるので、ここは岸田さんに全面的にエールを送り、頑張って結果を出していただきたい、しょぼいですが何とか頼みます岸田さんの心境であります。

今回もご購読いただき誠に有難うございました。次回も是非ご期待ください。

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