現場にいてこそ気づくこと

私は5年前の前職時代、広島に単身赴任していました。休みの日はヒマだったので、毎週日曜の朝6時から、平和記念公園沿いの遊歩道の掃除をしていました。遊歩道にゴミ捨てが多いことに気付き、当時インバウンドの方が大勢来ていたので、日本のイメージを落としたらイカンと思ったことも理由です。広島にいた間、1年半くらい続けたのですが、掃除をしていて気づいたことがあります。

気づいたこと一、ゴミ捨てが多い日があること。そのベスト3ですが、1位、広島カープ優勝の次の日、2位、ハロウィンの次の日、3位、正月明けです。カープが弱くなったいま、今の一位はおそらくハロウィンでしょう。

気づいたこと二、ゴミ捨ての多い場所があること、付近には単身独身マンションが多く、家庭用ゴミが結構捨てられてました。さすがに気が咎めるのか、家庭用ゴミは、自販機の後ろや草むらの中に、分からんようにこそっと捨てられていました。

気づいたこと三、コインが落ちている場所が決まっていること、その場所はどこか、ズバリ露店の付近です。自販機付近かと思いきや、やはり自販機では落ち着いて財布からコインを出せるのに対して、露店では手渡しなので焦ってしまうからなのでしょう。(お断りです、もちろん拾った金は、500円以上は警察、以下は平和公園の賽銭箱に入れました)

前号の震災に寄付する人のパターンとともに、上記は掃除をしたことで気づいたことですが、まあ当たり前の事ばかりかもしれません。しかしながら現地現場にいて、心を込めて作業をしているからこそ、気づくことがあります、否、現地現場にいずして本質に気づくことはないと、私は確信しています。

Follow me!